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 政府の観光支援策「Go To トラベル」について、東京都の小池百合子知事は2日、65歳以上や基礎疾患がある人に対し、都内発着分の利用を一時自粛するよう正式に呼びかけた。対象を限った「自粛」にとどまったのは疲弊する経済への配慮だが、専門家からは感染防止の効果を疑問視する声も上がる。

 「東京の経済規模は極めて大きい。全国への波及効果も非常に大きい点を重視し、必要な自粛をしていただくということで(政府と)合意した」

 東京都の小池百合子知事は2日午後、「Go To トラベル」をめぐり、そう強調した。小池知事は前日の1日夕、菅義偉首相と面会し、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人に対し、都内発着分の利用の一時自粛を呼びかけるよう政府側に求めていた。

 都の当初の提案は「一時停止」または「自粛」だった。だが、政府側は高齢者と基礎疾患がある人に限って除外することはトラベルの手続き上難しく、混乱が起きかねないと判断。「病歴は最大の個人情報。出せというのは無理がある」(官邸関係者)との声もあり、一時停止を退けたという。

 対象者のキャンセル料は1~1…

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