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 クラスターが発生した静岡済生会総合病院で職員や患者、その家族が差別的な扱いを受けたとされる事例が報告されている。

 同病院が職員らに聞き取り調査したところ、病院名が公表された11月18日以降、2日までに58件の報告があった。職員が住むマンションの管理者から「入居者と別のエレベーターを使ってほしい」と言われたケースや、職員の妻が行きつけの美容院から来店を断られたことがあったという。退院した患者の診察をかかりつけ医が拒否した例もあったという。

 済生会病院での感染者はこれまでに患者、医師、看護師を含む計44人が確認されている。杉原孝幸・病院事務部長は1日、「コロナが発生したフロアは感染の封じ込めができている。患者の方やスタッフを温かく見守ってほしい」と訴えた。(中村純)