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 明治安田生命J2は2日、第38節があり、首位徳島が北九州を4―1で下し、勝ち点を80に伸ばした。次節水戸戦に勝てば、J1に昇格する2位以内が決まる。引き分けか負けでも、3位長崎の結果次第で決まる可能性がある。徳島は昇格すれば2014年以来7年ぶりのJ1となる。今季は新型コロナウイルスの影響により、J1参入プレーオフは開催せず、上位2クラブのみが昇格する。J1からの降格はない。

 徳島の勢いが止まらない。前半6分、CKをMF岸本が右足で合わせて早々と主導権を握る。後半14分、抜け出してパスを受けたMF渡井が2点目を決めた。終盤も緩めず、前回敗れた北九州を圧倒した。

 7季ぶりとなるJ1の舞台をめざし加速している。就任4年目のロドリゲス監督のパスをつなぎ、長くボールを保持するという戦術が浸透。前半戦を2位で折り返すと、11月1日から5連勝し、1敗を挟んでこの夜で3連勝だ。「いい流れが続いている」と監督。

 昨季はJ2の4位。J1参入プレーオフは決定戦でJ116位の湘南と引き分け昇格を逃した。「『お前にはJ1は早い』と言われたのかな」。主将のMF岩尾は当時、そう漏らした。あのときの悔しさを晴らすまであと一押し。渡井は「こういうチャンスはないので、勝ち点3を取って昇格を決めたい」と話した。(佐藤祐生)