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 政府は2030年代半ばに、国内の新車販売は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などガソリン車以外にする目標を設ける方向で調整に入った。菅義偉首相が表明した「50年に温室効果ガス排出を実質ゼロにする」という目標の達成に向け、政府が年末にまとめる実行計画に盛り込むことを検討している。

 経済産業省が10日に開く自動車政策に関する有識者会議で議論し、年内に正式に決めたい考えだ。目標達成に向け、今後、ガソリン車に対する規制をいつどこまで強化するかなどの具体策も検討していく方針。

 次世代車の導入目標を巡っては、英国が30年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売の禁止を決めるなど、欧州が先行。中国や米カリフォルニア州も、35年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針を打ち出しており、日本の対応が注目されている。(伊藤弘毅、野口陽)