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 中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)5号」が中国時間1日午後11時11分(日本時間2日午前0時11分)、月への着陸に成功した。中国の宇宙当局によると、この後、約2日かけて月の土などを採取し、今月中旬に地球への帰還を目指す。月の試料を持ち帰る「サンプルリターン」が成功すれば中国として初めてで、1976年の旧ソ連以来44年ぶりとなる。

 中国は昨年1月、「嫦娥4号」を世界で初めて月の裏側に着陸させることに成功した。今回の嫦娥5号は、着陸した探査機周辺の土壌などをロボットアームなどを使って採取。その後、サンプルを収めた小型発射機だけを月面から発射させ、月の軌道で待機している周回機にドッキングさせるなど、これまでより難度が高い任務に挑む。(広州=奥寺淳)