認知症の87歳の母を介護する、耳の遠い95歳の父。それを一人娘が映像で記録した大ヒット映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」。公開から2年、コロナ禍の中、母は他界し、父は100歳に。家族のいまを、取材しました。(宮崎園子)
拡大する信友文子さん(左)と良則さん(C)2018「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
「こんなに盛大に、祝(いお)うてもらうとは思いもしませんでした」
先月1日にあったオンラインイベント。遠方にいる約180人の参加者に100歳を祝ってもらった信友良則さんが、恐縮しながらパソコン画面に向かって深々と頭を下げた。フリーのテレビディレクターをしている一人娘、直子さん(58)が横にぴったり寄り添う。「お父さん泣きよるん?」「感激しとるんで。最初から泣きよります」。良則さんが目元を押さえた。
■地元ではちょっとした有…
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