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■スポーツ好奇心

 プロバスケットボール男子B1の大阪エヴェッサで今季、チーム内で飛び交う言語に「異変」があった。外国籍選手や海外育ちの日本人選手ら「英語を話す選手」が倍増し、日本語が主体だった昨季から一転、英語が主体に。チームはどうやってこの局面を乗り切っているのだろう。

 「正直言って、昨年よりも大変です」。そう話すのは、「OG(オージー)」の愛称で選手らから親しまれるビデオコーディネーター兼通訳の小川凌さん。インターン時代も含め大阪で3年目、通訳としては2年目を迎える。口元にほほえみを浮かべ、テレビ局のアナウンサーのようによどみなく、冷静に通訳する姿が印象的な23歳の若者だ。

 今季の大阪に「日本語しか話せない選手」は、選手12人中4人だけ。昨季は逆に「英語しか話せない選手」が4人だけだった。今季はリーグのルール変更に伴い、外国籍選手のベンチ入り可能人数が1人増えた。

 海外育ちの新人選手も2人加入した。両方の言語を流暢(りゅうちょう)に話せる選手も昨季より増え、チーム内の「公用語」は、日本語から英語に変わった。

 小川さんが多忙を極めたのは、チームが始動した7月前後。入国する外国籍選手のビザ取得の手続きを担った。新型コロナウイルスの影響で、すぐに入国できない選手の代わりとなる外国籍選手と契約を結べる特別ルールも設けられ、大阪も当初より1人多い選手と急きょ契約。昼間はチームの仕事をこなし、帰宅して仮眠を取り、夜中に国際電話で手続きを進める日も多かった。

 日本で暮らすのが初めての選手…

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