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 タイ当局は、絶滅が危惧されているトラを不正に飼育していた疑いで東北部ムクダハン県の「トラ牧場」を11月30日に家宅捜索した。牧場ではトラ以外の動物も100頭以上見つかっており、当局は希少種の密売拠点になっていたとみている。一部は日本に密輸されていた疑いもある。

 タイ天然資源・環境省の特別捜査班「ワイルド・ホーク」ら約60人が同日朝、トラ約40頭を飼う牧場に捜索に入った。捜索の容疑は、牧場が外部から仕入れたトラを牧場で生まれたと虚偽申請し、不正飼育したというもの。事前のDNA型検査で少なくとも5頭に血縁がないことが分かっており、捜索では、この5頭が保護された。

 当局はトラの死体6体や毛皮3体分なども発見した。牧場主や飼育責任者から事情を聴き、容疑が固まれば逮捕する方針だ。トラの飼育や繁殖、売買には当局の許可が必要だが、牧場は許可申請の多くを怠ってきたという。

 タイでは2016年、トラ14…

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