隈部康弘
第74回福岡国際マラソン選手権が6日午後0時10分、スタートする。新型コロナウイルスの影響で、走ることすらままならなかった2020年。出場する選手の1年と大会への思いを聞いた。
福田穣(29)は西鉄を8月に退社し、プロに転向した。11月には世界記録保持者キプチョゲも名を連ねるNNランニングチーム(拠点ケニア)への所属が正式に決まった。日本選手では初めての挑戦だ。
「とりあえずやってみよう、というのをすごく大事にしている。まず、やってみてどうか。あとのことは動き出してから考える、ぐらいな感じですね」
2月、15位に終わった別府大分毎日マラソン後の懇親会だった。NNのケニア選手(ペースメーカー)に付き添うマネジャーに歩み寄り、思い切って聞いた。「日本人は無理ですか」。東京五輪代表を選考するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は22位に沈んでいた。現状での成長に限界を感じ、大きな変化を求めていたころ。NNの練習とはどんなものなのか、という興味が持ち前の行動力を刺激した。
マネジャーが紹介してくれた代…
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