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 全国10大学の医学部医学科の入試で2018年、女子受験生や浪人生が不当に減点されるなどの差別を受けていた問題で、文部科学省が来年の入試以降、全国81の医学科を対象に男女別合格率などを継続調査し、結果を公表する方向で調整していることがわかった。調査していなかった20年の入試も追加調査し、年内をめどに公表する予定。

 不適切入試問題は18年に発覚。医学科の受験生が性別や浪人回数などを理由に減点され、合格率に大きな差があったとして問題になった。文科省は同年8月、全国81大学の医学科を対象に緊急調査を実施。10大学で不適切な扱いがあったとして是正を求めた。

 翌19年の入試では指摘した10大学に限って採点状況などを調べ、男女別の合格率などを公表。20年入試については「19年入試で是正が確認された」(同省担当者)などとして調査せず、是正が継続しているかどうか把握していなかった。

 朝日新聞が入手した文科省の内部資料によると、20年入試については全国81の医学科に男女別合格率などを調査し、年内をめどにホームページで公表する。調査を拒む大学には公表を「強く要請」し、それでも応じない場合は大学名を公表する方針だ。

 来年以降の入試については、すでに毎年実施している一般的な受験者数などの調査に、男女別の受験者数と合格者数の項目を追加。各大学から報告を受け、毎年9月ごろに公表することを想定している。

 萩生田光一文科相は11月27…

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