東成瀬村で平良カブのこうじ漬作り盛ん 秋田

山谷勉
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 秋田県東成瀬村特産の「平良(たいら)カブのこうじ漬」作りが始まっている。カブは青首で長さ15センチ、直径3センチほどで、村の平良地区のみで栽培されてきた伝統野菜。こうじの甘い香りとパリパリとした歯触りが特徴で、この時期しか味わえない初冬の味覚となっている。

 農事組合法人「なるせ加工研究会」では、7人の従業員が包丁で皮をこそぎ落とす作業に追われていた。2日間、無添加の甘酒状のもので漬け込んで出荷される。例年千キロほどを漬け込み完売するが、今年は、夏の暑さでカブの収穫量が少ないという。

 作業は今月下旬まで続く。谷藤トモ子代表理事(70)は「伝統を受け継ぐ、発酵食品をぜひ味わってみて欲しい」と話している。問い合わせは研究会(0182・47・2220)へ。(山谷勉)