【動画】大阪府民に新型コロナ症感染拡大防止を呼びかけるため通天閣や太陽の塔が赤くライトアップされた=佐々木崇暢撮影
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府内の警戒度は最高レベルになった。府は3日、独自基準「大阪モデル」の非常事態を示す「赤信号」をともし、飲食店への時短営業要請の延長や府民に不要不急の外出自粛などを求めた。師走の街への影響は。

 「赤信号」の点灯から一夜明けた4日朝、大阪・梅田の地下街では、通勤する人たちが行き交っていた。

 大阪市淀川区の男性会社員(51)は「これ以上外出を控えたら仕事が回らない」と話す。市内の職場では今春から隔日勤務に。今も在宅勤務は続く。「外回りが欠かせない仕事もある。外出自粛は厳しい」

 同市北区の食料品店で働くアルバイトの女性(29)は「外出自粛でお客さんが減るのが不安」。4月に緊急事態宣言が出た際、勤務先が一時休業し、給料は減った。「コロナは怖いが経済も大事。店では消毒とマスクを徹底している。これ以上どうしたらよいのか」と肩を落とした。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)では、午前10時の開場を待つ人たちが集まり、係員による検温を受けて入場した。

 神戸市から家族で訪れた男性会社員(39)は、知人にはUSJへ行くことを黙っているという。「大阪は感染者数が一気に増えて心配。春先から東京ディズニーランドへ行く予定を2回キャンセルしてきたので『今日こそは』という思いだった」

 友人と来た大阪市内の女性会社員(28)は「10月にはチケットを購入していた。昨日の今日では予定も変更できず、払い戻しも考えられなかった」という。

 埼玉県から夫婦で訪れた会社員の男性(25)は「怖いという思いはあったが、人混みはどこも変わらない」と旅行の予定は変えなかった。ただ、繁華街の道頓堀(大阪市)へ行くのはやめたという。「人が集まるし、食事のときはリスクが高いと思う」(松尾由紀、浅沼愛)

在宅継続・出張自粛、企業の対応

 大阪府の「赤信号」点灯を受け、関西に拠点を置く企業も対応を進めている。

 大和ハウス工業は4日、事業所…

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