[PR]

 菅政権になって初めての臨時国会が4日、事実上幕を閉じた。日本学術会議の任命拒否問題や、安倍晋三前首相の「桜を見る会」夕食会の問題などが浮上し、菅義偉首相がどう説明するかが注目された。計10日の国会質疑の機会があったが、「答弁を控える」を連発し、100回を超えた。

 5日に会期末を迎える臨時国会では、立憲民主や共産、国民民主、社民の野党4党が4日、新型コロナウイルスの感染対策や、安倍前首相の「桜を見る会」の問題に関する審議をさらに行う必要があるとして、今月28日まで会期を延長する動議を衆院に出した。

 しかし、新年度予算案の編成などを優先させる与党が反対し、否決された。この結果、臨時国会の実質的な審議は4日で終わることになった。

 国会論戦では、首相が秘書官から差し出されたメモをそのまま読み上げる場面が目立ち、都合の悪い質問に対しては「答弁を控える」という答弁を重ねた。

 首相は計10日、衆参の予算委員会などの質疑に応じたが、「答弁(答え、コメント、説明)を控える」「答える立場にない」「答えるべきじゃない」といった答弁が111回に上った。

 最も多かったのは、日本学術会議が推薦した105人の会員候補のうち、6人を首相が任命拒否した問題で、半分にあたる56回だった。「学問の自由」との関係や、恣意(しい)的な任命拒否は認められないとする政府見解との整合性が問われたが、首相は「公務員の人事」を盾に「答弁を控える」を繰り返した。

 結局、なぜ6人が拒否されることになったのかという理由は言わないままで、拒否の経緯を知る杉田和博官房副長官の国会招致にも応じなかった。

デビュー戦「期待から失望に」

 国会後半では、安倍前首相側が…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら