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 「看取(みと)り」をテーマにした朝日新聞の土曜別刷り「be」の連載「それぞれの最終楽章」にまつわるお話の2回目。今回は「音楽療法士」という方が関わり、看取ったクリスチャンの夫婦についてです。大好きだった曲などを奏でながら、人生を締めくくるお手伝いをする音楽療法士。お二人にとっての「思い出の歌」とは?

 取材した文化くらし報道部の佐藤陽記者に詳しく聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞きください。主な内容は以下の通りです。

・最初は歓迎されず

・突然の歌声、そして笑顔

・「その後」も続くつながり

     ◇

Q:まず、音楽療法士という方は初めて聞きました。どんなことをするのですか?

A:一言で表すと、音楽や歌で患者や家族の心をときほぐし、人生を振り返り、締めくくるお手伝いをする仕事です。

 楽器はギターやハープなどを使います。日本ではまだなじみが薄いのですが、米国などではかなり広まっているようです。

 今回紹介する方は、まさにアメリカの大学院で音楽療法を学び、現地の音楽療法士の資格をもつ佐藤由美子さんです。2013~16年、日本で活動していました。

Q:なるほど。それでは、具体的な事例を紹介して下さい。

A:神奈川県横須賀市の大沼成彬さん、美智子さんご夫婦のケースです。3回の訪問のうち1回は、僕も同行しました。美智子さんは難病のため寝たきりで、成彬さんが10年以上介護をしてきました。

 2人とも熱心なクリスチャンで…

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