異例の「遺体なき殺人事件」 夫は一転否認、どう立証?

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福冨旅史
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 千葉県印西市の会社員小野理奈さん(当時32)を殺害したとして、別居中の夫の小野陽(あきら)容疑者(47)が殺人容疑で再逮捕された。ただ、遺体の発見や殺害状況の解明には至っておらず、容疑者は関与を全面的に否定している。県警は、容疑者宅からの押収物や防犯カメラの解析などを基に「遺体なき殺人事件」を立証していく考えだ。

 小野容疑者は10月、無断で理奈さん名義で車を購入したとして、有印私文書偽造などの疑いで逮捕された。捜査関係者によると、この逮捕前の任意の事情聴取には、殺害や遺棄を認めたうえで経緯を説明していたという。実際にこの説明に基づき、理奈さんの勤務先付近で捨てられた本人の携帯電話が見つかった。

 県警は、理奈さんが行方不明になった3月6日前後の関連する車の複雑な動きにも注目している。①容疑者の車②容疑者が理奈さん名義で無断で買った軽乗用車③理奈さんの車――の3台だ。3台いずれからも理奈さんの血痕が見つかっている。

 捜査関係者によると、容疑者…

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