岡田将平
死刑囚として初めて再審無罪となった免田栄さんが5日、95歳で亡くなった。7年前に取材に訪れた記者には、消えることのない拘置所生活の記憶や冤罪(えんざい)防止、死刑廃止への思いを語っていた。
「人のすることだから間違いはある」。免田栄さんの口癖だった。自身は間違った捜査や裁判をもとに、死刑を執行されるかもしれなかった。「もうこういうことがないように」と冤罪(えんざい)防止や死刑廃止を国内外で訴えた。
23歳で逮捕され、57歳までの34年間、獄中生活を送った。死刑囚でなければ仕事に励み、家族に囲まれて生活したかもしれない時期を死と隣り合わせで過ごした。
拘置所の張り詰めた空気のなか…
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朝日新聞社会部