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 菓子製造の湖池屋(東京)が、熊本県益城町に九州初となる工場を来夏、新設する。4日、立地協定調印式が県庁であった。

 来年7月に開業予定の「九州阿蘇工場」は敷地面積約2万平方メートル、建設費は約32億円。生産のほか、本社以外で初めて研究開発機能も備える。製品に使うジャガイモを県と同社で共同開発するほか、同社の「JAPANプライドポテト」の熊本版を来夏、新発売するという。工場見学や体験もできるよう整備。県内や九州から約70人の雇用を目指す。同社はこれまで京都から九州の市場へ製品を供給しており、運送費の節約も図る。

 調印式には同社の佐藤章社長や西村博則・益城町長、蒲島郁夫・熊本県知事らが出席した。蒲島知事は「(2016年の熊本地震で被災した)益城町の復興に大きな弾みとなるもので、とても勇気づけられる」と歓迎。西村町長は「益城町を選んでくださったことに感謝し、歓迎する」。佐藤社長は「どうしたらうまくなるかをみんなで話し合いながら、地元の方に愛されるスナックを作っていきたい」と話した。(渡辺七海)