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 山形県白鷹町の中心部を流れる最上川に架かる白鷹大橋が完成し、6日、同橋で記念式典があった。これまでの荒砥橋が老朽化し、町が十数年間架け替えを求めてきた「町民悲願の橋」で、利便性の向上のほか、産業や観光などの面で地域活性化にも役立つよう期待されている。

 県道長井白鷹線の架け替え工事で、工事区間は全長1040メートル。白鷹大橋は全長323メートル、幅員16メートルで、2車線の道路の両側に幅3・5メートルの歩道がつく。2012年度に着工し、総事業費は52億円で、このうち橋の工事費は33億円。荒砥橋は1957年の建設で、幅員も5・7メートルと狭く、大型車のすれ違いが難しいことから朝夕の渋滞の原因になっていた。

 吉村美栄子知事や町民ら計約170人が参加した式典で、佐藤誠七町長は「町民の生活を支え、町に明るい未来をもたらすことを願う」と話した。町出身の十両力士、白鷹山(はくようざん)関が橋の上で四股を踏み「地固め」したほか、正装した親子3代による渡り初めもあった。(石井力)

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