お笑いコンビ紅しょうが、試練から生まれた名物ツカミ
篠塚健一
大阪で天ぷらとしても食され愛される、あの赤い食材を名乗る女性コンビがいる。今いくよ・くるよ、ハイヒール、海原(うなばら)やすよ ともこ――。先輩たちのような関西発の人気女芸人となれるか。紅(べに)しょうがの2人に、話を聞いた。
よしもと漫才劇場の試練
「女子~!」
M―1王者のミルクボーイも拠点とする大阪・よしもと漫才劇場に、熊元プロレス(30)の太い声が響きわたる。名物のツカミ。呼びかけに続くセリフは日々変わる。今月はじめは「クリスマスまで24日やでぇ。手当たり次第いきや~」。
体重は95キロほどで、昔の芸名は「肩ロースゆりえ」。本格カレーをご馳走(ちそう)してくれた稲田美紀(31)に誘われ、コンビを組んだのは6年前。だが漫才劇場は男芸人目当ての女性客が多く、試練が続いた。
後半の読みどころ
12月14日の「女芸人No.1決定戦 THE W」に出場する2人がお笑い芸人になった理由とは?最後に熊元プロレスさんが女子に呼びかけます!
「女性コンビは、見てくれて…
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