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 政権と野党の対立が続く南米ベネズエラで6日、国会議員選(一院制、277議席)があった。主要野党は「選挙が公正ではない」としてボイコットしており、独裁的な支配体制を築くマドゥロ政権が国会も掌握する見通しだ。

 選挙には与党のほか、一部の野党が参加。現地時間午後8時半現在、選挙管理当局のホームページは、トップページ以外は閲覧できない状態で、投票結果や開票状況は確認できない。

 「開かれた選挙での勝利」との「正統性」を主張したいため、国民に投票を呼びかけていたマドゥロ大統領は投票後、「平和的に、民主的に投票を終えた」などと記者団に述べた。また、自身が投票する写真とともに「あなたに呼びかける。投票の日が来た」とツイッターに投稿した。

 野党勢力のリーダーで、暫定大統領就任を宣言しているグアイド国会議長は、国民に選挙ボイコットを求めていた。6日、がらがらの投票所の動画とともに「(野党が勝利した)2015年とは大違いだ」と投稿。マドゥロ氏について「プロパガンダの写真さえ撮影できなかった」とからかった。(サンパウロ=岡田玄)