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【朝日新聞ポッドキャスト】 公用車を考える②

 最高級車センチュリーに知事が乗るのは無駄遣いなのか。兵庫県がレクサスからセンチュリーに「格上げ」していたことをきっかけに、公用車をめぐる論争が全国に広がりました。コロナ禍の中で「ぜいたくだ」という批判も寄せられ、その後、高級公用車の売却を決めた自治体もあります。みなさんはどう考えますか。

 知事公用車の全国調査をした神戸総局の滝坪潤一記者と武田遼記者に話を聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞きください。主な内容は以下の通りです。

     ◇

・「あの、乗ってみて下さい」

・既得権益へのまなざし

・コロナ禍のストレスや不安

・公用車はなくてもいい?

会員の方は
音声の主な内容をテキストでも確認していただけます(音声の内容をそのまま書き起こしたものではありません)

     ◇

Q:兵庫県の井戸敏三知事の発言が、どうして火に油を注ぐ感じになったんですか。

武田:まず、知事はセンチュリーに変えた4要件を挙げました。県土が広いので走りきることができること。それから側面からの衝撃に対する安全性も重視していました。これは前知事が側面から車にぶつかられて亡くなったからだ、と知事会見で繰り返していました。さらに長距離移動の時に公務ができる快適性、環境性能ですね。

 会見で記者から「納得していない県民がいる」とたずねられました。それに対して、知事は自分たちはこういう条件を元に決めたので変える必要はないという態度なんですね。走行能力にも触れていました。排気量は5千ccじゃなきゃいけないと。

 「あの、乗ってみて下さい」と言い返したり、「実際、センチュリーに乗っている人に聞いてみたらどうですか」と記者に丸投げするような受け答えをしたり。言い方がよくない。もうちょっと質問に理解を示せばいいのにと思いました。

Q:高い車には高い車なりの性能があるんですけど、あなたたちは知らないでしょうけどね、という風に聞こえますね。

武田:リース期間に途中解約すると違約金がかかるんですね。だから「期間中は再検討する方針はない」と言い切ってしまう。でも、記者が囲んで話を聞く時の対応は丁寧な方なんですよね。怒ったような言い方をした場面を切りとられて、映像として流されると、井戸知事の部分的な面しかわからない。ヒールとしてのイメージがどんどん広がっていったところはありますね。

 会見中もしょっちゅう首をかし…

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