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 愛知県刈谷市にかつて、世界最大級の無線施設「依佐美(よさみ)送信所」があった。1941年12月、ここを経由して海軍の潜水艦に、真珠湾攻撃の暗号電文が伝えられたとされる。太平洋戦争開戦から8日で79年になる。送信所の歴史を伝えるガイドたちの思いとは。

 依佐美送信所は1929年に完成し、高さ250メートルの鉄塔8基を480メートルの間隔で2列に配置した。当時は東洋一の高さを誇り、超長波による欧州への送信を国内で初めて実施した。

 長波は海面下まで届くため、戦時中は施設を軍が利用した。41年12月2日、ハワイ・真珠湾への奇襲攻撃の決行日を伝える電文「新高山(にいたかやま)登レ 一二〇八」が、依佐美送信所から潜水艦に送られたとされる。空母などには、千葉県船橋市にあった海軍無線電信所から発信されたという。

 同月8日、山本五十六・連合艦…

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