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 名古屋市バスの運転士だった山田明さん(当時37)が2007年に自殺したのは過労やパワハラが原因だったとして、遺族が名古屋市に約8758万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、名古屋地裁であった。井上泰人裁判長は「山田さんに大きな心理的負荷が生じたことを市は認識できた」として市の責任を認め、計約6379万円の支払いを命じた。

 判決によると、山田さんは07年2月以降、上司から「葬式の司会のようなしゃべり方をやめるように」などと指導されたり、時間外労働を強いられたりした。同年6月には乗客の転倒事故が山田さんの運転で起きたとして警察に出頭させられ、同月、高速道路の高架下でガソリンをかぶって焼身自殺した。

 判決は、山田さんは長時間労働で疲労がたまっていた中、上司から不適切な指導を受けるなどし、心理的負荷が大きかったと指摘。市側が負荷の蓄積を認識していたのに、転倒事故の対外的な事態収拾を急ぎ、否認する山田さんを事故バスの運転士として扱い精神障害を発病させたとして、市の注意義務違反を認めた。

 この問題では遺族が13年、公…

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