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 国際オリンピック委員会(IOC)理事会で7日、ブレイクダンスが2024年パリオリンピック(五輪)の実施競技に初採用された。1対1で踊って勝敗を決める競技で、かつては、「総合的にどっちがカッコ良かったか」という審査員の主観で採点していた。

 しかし徐々に整備され、2018年に開催された世界ユース選手権では、5人の審査員が技の難易度や質をチェックする「身体」、音楽性や攻める姿勢を見る「解釈」、創造性と個性が鍵の「芸術」という3点を柱に勝敗を決めるシステムとなり、競技としての形を整えた。

 日本ダンススポーツ連盟は、国際大会よりさらに厳格で細かい基準を用いた採点方法を独自に開発。全日本選手権などで19年から導入した。パリ五輪に向け、ルールはさらに整備されていく見通しだ。

 ブレイクダンスはブレイキンとも呼ばれ、①立って踊る「トップロック」②かがんだ状態で足技を繰り出す「フットワーク」③頭や肩など全身を使って回ったり跳ねたりする「パワームーブ」④ピタッと止まる「フリーズ」――という4要素が基本技。ここに、各選手がそれぞれの独創性をちりばめていく。日本は近年トップレベルの活躍を見せており、18年ユース五輪では女子の河合来夢が金メダル、男子の半井重幸が銅メダルを獲得した。(吉永岳央