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 バイデン次期米大統領の政権移行チームは7日、厚生長官にハビエル・ベセラ・カリフォルニア州司法長官を充てるなど、新型コロナウイルス対策の陣容を発表した。トランプ政権でも対策チームの中心で、市民に予防策を発信し続けている国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は続投となり、大統領首席医療顧問と兼務することになった。

 ベセラ氏は母親がメキシコからの移民のヒスパニック。民主党下院議員を24年務め、オバマ政権時代に医療保険制度改革法案(オバマケア)の成立に尽力した。州司法長官だったハリス次期副大統領が上院議員に選出されるのを受けて、2017年に受け継いだ。

 また、米疾病対策センター(CDC)所長には、マサチューセッツ総合病院で感染症部門トップのロシェル・ワレンスキー氏を充てる。医務総監にはビベク・マーシー氏が就任し、オバマ政権時代以来の再登板となる。

 バイデン氏は「ワールドクラスの医療の専門家と公務員を集めたチームだ。就任初日から検査とマスク着用を広げるために連邦政府の全ての資源を動員する準備ができる」との声明を出した。(ワシントン=香取啓介)