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 広告大手「博報堂DYメディアパートナーズ」(博報堂DYM、東京都港区)から架空のCM制作費をだまし取ったとして、警視庁は、元社員の中島真毅容疑者(43)=東京都大田区=ら男4人を詐欺容疑で再逮捕し、8日発表した。

 ほかに逮捕されたのは、ともに会社役員の野田貴大(37)=東京都渋谷区=と風間裕一郎(38)=さいたま市中央区=の両容疑者と、博報堂DYMの元社員で事件当時は別の広告会社に勤めていた大林剛容疑者(37)=東京都江東区。

 捜査2課によると、逮捕容疑は、中島容疑者が博報堂DYM社員だった2018年5月下旬と19年2月下旬に共謀し、野田容疑者が代表だった広告会社と、大林容疑者の勤務先だった別の広告会社がCM制作を下請け受注したとする虚偽の請求書を博報堂DYMに提出。同社に野田容疑者と大林容疑者の会社へ計約2400万円を送金させ、だまし取ったというもの。

 警視庁は同様の手口で約3200万円を詐取したとして、4人を11月に逮捕していた。被害総額は約7億円に上るとみて関連を調べている。