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 のべ64カ国・地域の小学4年と中学2年が参加した2019年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS(ティムズ))で、日本の小4理科の平均得点が03年以来初めて低下した。理科の勉強が楽しいと答えた小4の割合は過去最多の92%で、学習意欲をどう学力につなげるかが課題として浮かんだ。

 文部科学省は「ゆとり教育」への批判から、08年度の学習指導要領改訂で算数・数学や理科の学習内容と授業時間を増やした。それ以降、TIMSSの平均得点は両科目ともに増加傾向で、文科省の担当者は今回の日本の結果は「非常に高い水準を維持しており、世界的にトップレベルにあると言える」と分析。平均得点が「有意に低下」と判断された小4理科については「得点の上下には様々な要因があり、中長期的な分析が必要」と説明する。

 調査は、国際教育到達度評価学会(アムステルダム)が1995年から4年ごとに、小4と中2にあたる児童生徒を対象に実施。今回は小学校で58、中学校で39の国・地域が参加。日本は147小学校の約4200人、142中学校の約4400人が参加した。

 経済協力開発機構(OECD)が3年ごとに行う国際学習到達度調査(PISA)が読解力や思考力を中心に問うのに対し、TIMSSは基礎的な計算問題や知識を問う問題が多い。

韓国、台湾などが上位に 最高得点は…

 日本の平均得点は、小4理科が…

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