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 ネスレ日本は8日、麦芽飲料「ミロ」の販売を一時的に取りやめると発表した。ツイッターの投稿などをきっかけに大人にも話題となり、買い求める人が急増。原料の調達が追いつかなくなったという。再開は来年3月以降を見込んでいる。

 ミロは今年9月末にも240グラム入りの大袋商品が販売休止した。11月16日に再開したが、その後1カ月ほどの注文数が前年同期の約7倍に膨らみ、2度目の休止を余儀なくされた。シンガポールから輸入している原料が足りていないといい、今回は700グラム入りの商品と、スティック状も含めた3種類すべてが対象になった。

 ミロは世界約30カ国で販売しており、日本では1973年に発売したロングセラー商品。今年7月からツイッターをはじめネット上で「鉄分がとれる」などと話題になった。同社の広報担当者は「子どもの頃に飲んでいたという人も多く、利用者層が広がっていたことも一因と思われる」と話す。今後は数カ月かけて備蓄を増やし、安定的に供給できるように準備するという。(加茂謙吾)