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 富士通はレジを使わず決済できる店舗向けサービスを開発した米国のベンチャー企業Zippin(ジッピン)と協業することを、8日に発表した。このサービスに富士通が持つ生体認証技術などを組み合わせ、日本の小売企業などへ売り込む。2021年度中に10店、23年度までに100店での導入をめざす。

 レジなし決済の店を使うには、事前にスマホのアプリにクレジットカードを登録する。入り口でアプリのQRコードをかざすか、顔と静脈を組み合わせた生体認証で客本人と確認したうえで入店する。店の天井のカメラや商品の重さの変化を測るセンサーで、どの商品がいくつ購入されたかを検知し、顧客が店を出ると自動で決済される。

 ローソンの川崎市の店で2月からレジなし決済を実験中で、富士通とジッピンも参加している。レジ待ちの行列解消などの効果があったという。富士通の担当者は「ウィズコロナ時代に必要な、非接触・非対面の店が実現できる」と話す。(鈴木康朗)