ロンドン=遠田寛生
新型コロナウイルスの影響で来年6月に延期されたサッカーの欧州選手権(ユーロ)について、主催する欧州サッカー連盟(UEFA)は観客をどの程度まで受け入れるかの方針を同3月に決める方針を明らかにした。満員から無観客まで複数のパターンを用意し、開催都市ごとに検討していく点が特徴だ。UEFAの動向は来夏に延期した東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに影響を及ぼす可能性がある。
4年に一度開催され、今年6月に60周年を祝うはずだった一大イベントは、史上初の延期を経験した。欧州で感染は今も広がるが、UEFAは取材に「予定通り、以前に決めた形式と12のスタジアムで開催する方向でいる」と回答した。
ユーロでは24チームがAからFの6グループに分かれて1次リーグを戦い、上位各2チームなどが決勝トーナメントに進む。来年は6月11日にトルコ―イタリア戦(ローマ)で開幕。7月11日の決勝(ロンドン)まで計51試合が実施される。
世界から注目される意味合いで…
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