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 東京都豊島区の会社員女性(35)が9月から行方不明になり、今月5日に栃木県那須町で遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された保育士の佐藤喜人容疑者(29)=同区目白5丁目=が事件前日、この女性を含む複数の女性を尾行していたことが8日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は侵入する家を探していた可能性があるとみている。

 女性の安否がわからなくなったのは9月24日夜。捜査関係者によると、女性は同23日、自宅マンション近くの路上で佐藤容疑者とみられる人物に後をつけられていた。周辺の防犯カメラには、この女性を含む複数の女性が尾行される様子が記録されていたという。警視庁はその中で、女性宅を特定して侵入計画を練ったとみている。

 捜査関係者によると、佐藤容疑者はこれまでの調べで「面識のない女性の家に侵入した。抵抗されたので殺して埋めた」と供述しているという。警視庁は供述や防犯カメラの映像などから、9月25日に遺体を車で那須町の親族の土地に運んで隠して都内に戻り、同27日に再び同町に行ってスコップで穴を掘り、遺体を埋めたとみて調べている。