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 伊豆諸島にある東京都神津島村が、美しい夜空を保護する取り組みを評価する国際認証「星空保護区」に都内で初めて認定された。村は、国際的なお墨付きを得た「星空の島」として、環境保護の促進や観光振興に生かしたい考えだ。

 米国に本部がある、世界の天文学者らでつくるNPO団体「国際ダークスカイ協会(IDA)」が1日付(現地時間)で認定した。暗く美しい夜空を保護する取り組みを評価する制度で、村が8月に申請していた。沖縄県の石垣市と竹富町にまたがる西表(いりおもて)石垣国立公園が2018年に国内では初めて暫定認定されており、神津島村は2例目となる。

 神津島は都心から南に約180キロにある。人口は約1900人で、面積は約19平方キロメートルの火山島だ。海に囲まれて夏は涼しく、冬も比較的温暖で観光地としても人気がある。自然豊かな島にあって大きな魅力のひとつが、澄み切った星空だ。

 村は、屋外照明は必要な時間のみ点灯することなどを求める条例を1月から施行するなど星空を守る活動に取り組んできた。

 前田弘村長は「認定された意義を深く受け止め、未来永劫(えいごう)、この神津島の美しい星空を保護していくことを誓います。星空ツアーなどで多くのお客様に訪れていただけるよう、受け入れ環境を整備してまいります」とコメントを出した。(長野佑介)

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