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 千葉県南房総市発注の小中学校の改修工事の入札情報を業者に不正に漏らしたとして、県警は9日、同市教育委員会副主査の平野孝夫容疑者(45)を官製談合防止法違反容疑で逮捕し、発表した。また情報を元に工事を受注したとして、同市の土木会社「渡辺建設工業」社長の内藤正弘容疑者(61)を公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。県警は9日朝、市役所や平野容疑者宅などを捜索した。

 県警によると、平野容疑者は昨年5月にあった同市立小中学校の門扉などの改修工事計4件の一般競争入札に絡み、予定価格など非公開の情報を内藤容疑者に漏らし、公正な入札を妨害した疑いがある。

 工事4件は予定価格(税込み)が172万8千円~680万4千円で、入札には2~9社(辞退を含む)が参加し、いずれも同社が落札。予定価格に対する落札率はいずれも約99%だった。県警が、入札に参加した業者や関係者らから任意で事情聴取をしていた。