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 不動産の情報サイトで物件の資料請求を繰り返し、サイト運営会社の業務を妨害したとして、警視庁は横浜市の携帯電話販売業の男(20)を偽計業務妨害容疑で逮捕し、9日発表した。資料を仕事で知り合った神奈川県横須賀市の70代男性の家に送らせていたという。調べに対し、男は「不動産業界への嫌がらせだった。家族のように慕う男性の気を引く目的もあった」などと話しているという。

 サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は、男が19歳だった1~5月、不動産情報サイトで物件の資料を851回請求し、運営会社に約2300時間にわたり、サイトの不正利用対策や提携する不動産会社からの苦情対応を余儀なくさせたというもの。

 計約2万3千件の資料を請求したとみられ、警視庁は約8千の不動産会社が対応に追われたとみて調べている。男は「過去に不動産会社とトラブルになったことがあり、業界に不満があった」などと供述しているという。

 一方、男は資料を送り付けた男性から「大量の資料が送られてくる」との相談を受け、弁護士費用名目で数百万円を受け取っていた。同課は詐欺容疑でも調べる方針。