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 鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」の前代表が吉川貴盛元農林水産相に計500万円を提供した疑いがある問題をめぐり、立憲、共産、国民、社民の野党4党は9日、国対委員長会談を開き、吉川氏と西川公也元内閣官房参与の衆院予算委員会への参考人招致を求める方針を決めた。

 西川氏は8日、「一身上の都合」で内閣官房参与を辞任した。関係者によると、西川氏は7月にアキタフーズからクルーズ船で接待を受けたとされる。

 西川氏について、立憲の安住淳国対委員長は「明らかに養鶏業者との金銭授受を含めた関係がある事案だと判断せざるを得ない」と指摘。「吉川氏と西川氏に参考人として(国会に)来てもらい、当該業者からの金銭の授受や、どういう働きかけをしたのかについて、実態を解明したい」と述べた。11日に開かれる衆院予算委員会の理事懇談会で要求する。

 また、政府が「Go To トラベル」事業に予備費から3千億円を支出する方針について、野党4党は反対で一致。11日の予算委理事懇で問いただす方針を固めた。安住氏は「Go To トラベル」事業の一時停止を求めた上で、「医療崩壊が最も国民の不安をかき立てるものだ。3千億円は医療対策にあてるべきだ」と主張した。(小泉浩樹