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 カフェやハンバーガー店で、牛肉や豚肉に食感や味を似せた「大豆ミート」を使った商品を見かけるようになった。特に今年は、各社が足並みをそろえたかのように新商品の販売を始めている。大豆ミートは生産時の環境負荷が肉よりも小さいことなどから注目はされていたが、これまではマイナーな存在だった。今年、身近な店で一斉に広まったのはなぜなのだろうか。

 全国にコーヒーショップを展開するドトールコーヒーは9月、和風のトマトソースで味付けした大豆ミートを、全粒粉のパンで挟んだ商品(税抜き328円)の販売を始めた。動物性食材をほとんど使っていないが、「まるでお肉のような食べ応え」とアピールする。

拡大する写真・図版ドトールコーヒーショップが販売している、大豆ミートを全粒粉パンでサンドした商品=ドトールコーヒー提供

多様な食文化、宗教に対応

 同社広報課によると、3月に一部の店舗でテスト販売した際、特に宣伝もしなかったが、「どこで食べられるのか」「どんな食材を使っているのか」といった問い合わせが殺到した。全国発売後も売れ行きは想定以上に好調だという。担当者は「これまでベジタリアン的なライフスタイルに高級な印象をもっていた人たちが、気軽に試せるということで広がった」と話す。

 2015年から大豆ミートを使ったハンバーガーを販売しているモスバーガーを展開するモスフードサービスも今年5月、動物性食材と、タマネギやニンニクなど香りの強い野菜を使わないグリーンバーガー(税抜き538円)の販売を始めた。同社広報IRグループによると、これまで扱っていた大豆ミートには卵白を使用していたが、グリーンバーガーの開発にあたり動物性食材を使わないように改良した。

 ハンバーガーチェーンではほか…

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