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 食後血糖値の上昇抑制や腸内環境の改善に効果がある難消化性でんぷん(RS)が豊富な新しい米「まんぷくすらり」を、秋田県立大の藤田直子教授らのグループが開発した。主力品種「あきたこまち」と比べて、RSの量が10倍ほど多い。秋の収穫分から同大発ベンチャーの株式会社スターチテックが販売を始めるという。

 RSは食物繊維と似た働きをして、体内の酵素であまり消化されないまま大腸に達するでんぷん。

 イネなどの植物は、でんぷんの生合成に働く複数の酵素の遺伝子を持つ。グループは、そのうち二つの遺伝子(SSⅢaとBEⅡb)が欠けたイネの系統でRSが多くなることを示し、人が食べた場合、標準品種「日本晴」より血糖値の上昇が抑えられることを確かめた。

 さらに、この系統を多収品種の…

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