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 琉球王国(1429~1879)の王府が置かれた首里城(那覇市)の正殿が、14世紀後半に存在したとする新説が現れた。世界遺産に登録された正殿遺構は15世紀半ば以前のものとされるが、正殿近くで発掘され、14世紀後半の礎石と基壇のある建物跡と確認された遺構が、最初の正殿だった可能性があるという。ただ、立証にはまだ課題が残る。

 新説の示す正殿遺構は、正殿地区の東側に隣接する御内原(おうちばら)北地区で、1999年度と2007年度の発掘調査で見つかった。

 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書によると、19年10月の火災で全焼した正殿より東に15メートル付近の地層から、基壇1基と建造物の基礎となる礎石5基が見つかった。基壇は建物の基部に築かれ、周囲に石積みがあり、一段と高くなっている。礎石は建物の柱などを支えた。14世紀後半~15世紀前半の建物跡と評価されているが、具体的な建物の性格は示されていない。

 新説を提唱するのは、沖縄県立博物館・美術館の山本正昭学芸員だ。山本氏は遺構が正殿とする根拠を三つあげる。

 ①首里城の中心部、正殿の隣接…

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