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 文具大手のコクヨ(大阪市)は10日、「ジャポニカ学習帳」などで知られるショウワノート(富山県高岡市)と資本業務提携を結ぶと発表した。コクヨがショウワノートの発行済み株式の14・9%(議決権ベース)を取得する。取得額は非公開としている。

 コクヨは「キャンパスノート」などノート市場で高いシェアを持つ。ジャポニカ学習帳やキャラクターグッズなど、小学校低学年向けに強いショウワノートとの提携で事業を広げる。両社はこれまで人気アニメ「鬼滅の刃」のコラボ商品開発などを共同で手がけてきた。

 少子化で文具市場が縮むなか、コクヨは他社との提携に力を入れる。昨年5月には海外にも強い同業のぺんてるの発行済み株式のうち、議決権ベースで40%弱を事実上取得。その後、子会社化をめざして敵対的買収をしかけたが失敗し、約46%の取得にとどまった。業務提携の協議も難航しているとみられる。(栗林史子)