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 加藤勝信官房長官は10日午前の記者会見で、政府が「勝負の3週間」として新型コロナウイルス感染症対策を強化しながらも感染増加に歯止めがかかっていない現状を問われ、「専門家からも指摘されているように、社会全体で危機感を共有して対応していくことが必要だ」と述べた。

 「勝負の3週間」は、西村康稔経済再生相が先月25日の会見で、集中的な感染拡大防止を呼びかけたことが始まりとされる。2週間対策を続ければ、3週間目から効果が表れてくるとして、「この3週間が勝負だ」と強調していた。その後、東京都や大阪府などで飲食店への営業時間の短縮の要請が相次いだ。

 加藤氏は会見で、政府の呼びかけから2週間となった9日の新規感染者数が過去最多となる2802人を記録したと説明。重症者数や死亡者数も増加傾向にあるとした上で、「最大限の警戒が必要な状況であり、政府としても危機感を持って対応している」と述べ、引き続き時短営業や、マスクの着用、手洗い、3密の回避などの感染対策の徹底を呼びかけた。