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 神戸牛や近江牛、北海道のホタテに名古屋コーチン――。全国各地の小中学校の給食に、続々と地元の高級食材が登場している。子どもたちは歓迎するが、喜んでばかりもいられないようだ。(山田健悟)

 「脂がうまい」「めっちゃ軟らかい」。11月27日、神戸市東灘区の市立魚崎小学校。給食の時間、教室には児童たちの笑顔があふれていた。食べていたのは、「三大和牛」とも呼ばれる神戸牛を使った牛丼「神戸牛どんどん」だ。

 神戸市では10月、ほぼすべての市立小中学校の給食で、神戸牛を使ったメニューの提供が始まった。今年度末まで複数回、ビーフシチューやすき焼きなどが登場する予定だ。兵庫県全体では、神戸市を含めた約1250の公私立学校園の給食で、神戸牛などの県産和牛が提供されている。

 魚崎小で神戸牛が提供されたのは、この日が初めて。感染防止のため食事中の会話は禁止だが、児童たちは感嘆の声を上げていた。6年1組の筒井奏喜(そうき)さん(12)は、牛丼を最後に食べようと決めていたが、おいしそうな香りに我慢できず真っ先に平らげてしまった。「間違いなく今まで食べた肉で一番うまい。親に自慢する」と笑った。

 地元産の高級食材の提供は、他…

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