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 文芸春秋社は、ネットメディアを運営するnote社に出資し、資本業務提携したと10日発表した。新たな書き手を発掘したり、イベントを通じて書き手と読者をつなげたりする機会をともに設けていく考えだ。

 note社は元ダイヤモンド社編集者の加藤貞顕氏が2011年に設立した。誰でもコンテンツを投稿でき、260万人の会員がいるサービス「note」や、定額で読み放題のウェブマガジン「cakes」などを運営している。

 両社はこれまでも、文芸春秋がnote上で有料サービス「文藝春秋digital」を昨年11月から展開するなどの提携をしてきた。今後は社員同士の交流やイベントの共催に加え、noteのサービスを使って文芸賞や新人賞などのコンテストも開催するなど、さらに協業を進めるという。

 文芸春秋社によると、同社が他企業と資本業務提携をするのは初めて。note社の第三者割当増資を引き受ける形で出資する。note社には、日本経済新聞社やTBS、テレビ東京、電通なども出資している。(杉浦幹治)