第2回技術詰め込み、本当に求められているか?パナは自問する

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井東礁
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 その部屋に入ると、天井から心地よい風がふわりと体にあたり、好みの香りがほのかに漂う。ほどよい温度と湿度に保たれ、ベッドに横たわった瞬間に眠りに落ちそう――。

 パナソニックが11月末に開いたショールームは、最新技術を詰め込んで快適な空間に仕上げた。まずは寝室からだが、応用すれば「会話が弾む会議室」や「外を歩いているような散歩道」もできるという。

 住宅設備部門トップの道浦正治は「我々の強みは建築設備。目的に応じてベストな空間をつくる」と意気込む。ショールームを足がかりに、様々な商品やサービスを生み出す考えだ。

ものづくりに部門の壁

 折しもコロナ禍で、「空間」に対する注目は高まっている。空気清浄機は飛ぶように売れ、空間除菌脱臭機「ジアイーノ」は一時生産が追いつかなくなった。

「空間」にまつわるビジネスの強化とは。記事後半では、社内カンパニー「パナソニック・ライフソリューションズ社」の道浦正治社長のインタビューを紹介します。

 だがライバルは一歩先を行く…

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