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 作家の村上春樹さんが、自らDJを務めるラジオ番組「村上RADIO」で、初めての年越し生放送に挑戦する。TOKYO FM(全国38局ネット)で31日午後11時から来年1月1日午前1時までの2時間、生まれ故郷の京都にあるスタジオから放送。また、2月14日のバレンタインデーには、ライブイベント「村上JAM」を開催し、オンライン配信する。

 「村上RADIO」は2018年8月、村上さんが出演し選曲も担当する特別番組としてスタート。以降はほぼ隔月で放送され、今月20日午後7時からの番組で19回を数える。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅の書斎で収録した5月の「ステイホームスペシャル」を含め、これまではすべて事前収録だった。

 生放送は「村上RADIO 年越しスペシャル ~牛坂(うしざか)21~」と題し、村上さんと親交の深い霊長類学者の山極寿一さんと、京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥さんをゲストに迎える。山中さんは過去に番組で、村上さんからラジオネーム「AB型の伊勢エビ」を贈られたこともある。

 村上さんは「古都の除夜の鐘を一緒に聞いて、新しい年を迎えましょう。素敵なゲストもお迎えしますし、たいしたものではありませんが、ささやかなお年玉もあります」「しかしなにしろ生放送ですから、何を言い出すかわかったものではありません(中略)さて、どんなことになるか、ご期待下さい」とコメントを寄せている。

 さらに、来年2月14日には、自らがプロデュースするライブイベント「村上JAM」の第2弾を東京都内で開く。昨年6月にあった第1弾と同じく、音楽監督にジャズピアニストの大西順子さんを迎える。今回は「いけないボサノヴァ」と題し、歌手の小野リサさんやピアニストの山下洋輔さんらが出演するほか、村上さんらのトークもある。村上さんは「みんなで愛を持ち寄って盛り上がりましょう」と呼びかけている。

 ライブ会場で鑑賞できるチケットは限定100席で2万円、オンライン配信チケットは3500円(いずれも税別)。15日から先行抽選予約を受け付ける。詳しくは、特設ホームページ(https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/jam別ウインドウで開きます)で。(山崎聡)