[PR]

 日本ラグビー協会は10日、関西学院大に全国大学選手権の繰り上げ出場を認めなかったことについて、「規則の不備があった」として大学側に謝罪したことを明らかにした。

 日本協会が5日に公表した大会規則では、チームの初戦開始前に新型コロナウイルス感染が発覚して出場できなくなった場合、「所属リーグの下位チームの繰り上げ出場を検討する」としていた。実際に、関西2位の同志社大が8日、部員に新型コロナ感染者が出たために出場を辞退した。

 しかし、日本協会は9日、関西4位だった関学大の繰り上げを認めず、13日の3回戦(大阪・花園ラグビー場)で同大と対戦予定だった帝京大を不戦勝とすると発表。理由を「申し出から試合までの準備期間(の短さ)を考慮した」とした。

 関学大の河野素明ゼネラルマネジャー(GM)によると、繰り上げに備えて練習を続けていた関学大は出場を希望し、メールで日本協会とやりとりしていたが、決定は覆らなかったという。

 日本協会は「繰り上げる場合、『感染判明が試合の○日前まで』という期日を設けていなかった規則の不備」として、関学大に陳謝したという。協会幹部は「チーム側とのきちんとしたコミュニケーションがとれていなかった」と語った。関学大の河野GMは「今回は決まってしまったけれど、二度と同じことがないよう、再発防止に努めてほしい」と話した。

 日本協会によると、繰り上げを認めなかったのは、関学大と他の大学で、試合前の負担に差が出ることも理由という。

 関学大を繰り上げた場合、同大…

この記事は有料会員記事です。残り223文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り223文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り223文字有料会員になると続きをお読みいただけます。