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 【愛知】老朽化で使わなくなったマンホールのふたを名古屋市が1枚3千円(税込み)で売り出す。コレクターもいて、他都市では応募が殺到した例も。市の担当者は「下水道事業のPRにつながれば」と期待する。

 販売するのは10枚で、直径60センチ、重さ約40キロの鋳鉄製。長年の使用による汚れや傷がある。来年2月末に市内の引き渡し場所に来て、自分で持ち帰ることが条件。来年1月15日まで郵送で申し込みを受け付け、同じふたに複数応募があった場合は抽選となる。

 ふたには名前が付けられ、「昭和初期型」のデザインは1933年ごろに採用された。89年の世界デザイン博覧会開催を記念して作られた「名古屋城」や、市上下水道局のイメージキャラクターがデザインされた「アメンボ」(97年採用)などもある。

 デザインされたふたはコレクターに人気で、前橋市が2017年に10枚を売り出すと193件の応募があった。福井市でも昨年、10枚の販売に191件の応募が殺到。一番人気のふたの競争率は45倍だった。

 1日に受け付けを始めた名古屋市でも、すでに想定を超える申し込みが届いているという。担当者は「下水道事業は目立たないが、生活を支えていると感じてもらえれば」と話す。

 18日から3日間、「水の歴史資料館」(千種区月ケ丘1丁目)で現品を確認できる内覧会を開く。詳細は市上下水道局ホームページ(https://www.water.city.nagoya.jp/index.html別ウインドウで開きます)で。(関謙次)

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