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 岸田国士戯曲賞を最年少の24歳で受賞した柳美里の「魚の祭」(1992年)が、再演される。離散した一家が、次男の突然の死によって再び「家族」を演じる物語。初演と同じく、演劇集団「MODE」の松本修が演出を手がける。

 60年代以降の戯曲に、新たな光を当てるアイホールのシリーズ「現代演劇レトロスペクティヴ」の企画。

 出版された戯曲の後書きに、柳は「憎しみのなかで書いた」と記した。松本は「人物はみんな屈折していて濃い。それを薄めず、ピックアップすることで客観視できると考えた」。初演時は稽古場で、柳と相談しながらセリフやト書きをカットし、上演台本を作り上げた。「若かったし、時間も情熱もあった」と振り返る。

現代演劇レトロスペクティヴ
「魚の祭」は18~20日。一般当日4千円。「丈夫な教室」は1月14~17日。当日・前売りとも3500円。兵庫県伊丹市のアイホール(072・782・2000)で。

 ただ今回、そうしてカットした…

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