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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は11日、年末年始を迎えるにあたっての提言を出した。忘年会・新年会や成人式、帰省など人々の交流を通じて感染が全国的に拡大すると、さらに医療提供体制がひっぱくし、経済にも打撃があるなどとして、「年末年始を静かに過ごすこと」を求めた。

 忘年会・新年会では、「普段から一緒にいる人と小人数で開催すること」が最も大切なこととした。その上で、感染防止のガイドラインを守っている飲食店を選び、短時間で適度な酒量とする、必ずマスクを着用して会話する、おちょこやコップを使い回さないことなどを求めた。

 初詣は混雑する時期を避けるよう呼びかけた。12月31日深夜のカウントダウンイベントなどについては、マスク、手洗いなど基本的な感染防止策を徹底し、参加者の行動を適切に管理しにくい場合は、開催自粛などを検討するよう求めた。

 帰省は3密回避などとともに、大人数の会食を控え、高齢者らの感染につながらないよう注意している。休暇を分散取得し、混雑する時期を避けることも求めた。

 成人式は、3密や感染リスクが高まるとしている「五つの場面(大人数や長時間の飲食など)」が生じやすい機会という。参加人数を制限し、会場での飲食を控えることなどを主催者に向けて注意喚起した。参加者にも会場やその周囲で密集しないこと、式前後の飲食を控えることを呼びかけた。