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 聖マリアンナ医科大学(川崎市)は10日、2015年度~18年度の一般入試の全出願者計約1万2千人(入学者らを除く)に、受験料相当額を返還するとホームページ上で発表した。文部科学省が、女性らを差別的に評価した可能性を指摘し、「不適切な入試」と認定したことを「厳粛に受け止め、混乱をもたらしたことを内省した」という。

 同大は今年1月、「意図的ではないにせよ属性による評価の差異が生じ、一部受験者の入試結果に影響を及ぼした可能性があった」として、2次試験の受験生に受験料相当額を返還するとしていたが、対象範囲を広げた。

 同大によると、出願者の書類はすでに処分しており、該当者に自ら申請してもらい、名前や生年月日などの記録をもとに確認するという。北川博昭学長は「受験生をはじめ関係者に長期にわたりご心配、ご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」とコメントしている。