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 柔道の男女14階級で唯一、東京オリンピック(五輪)日本代表が決まっていない男子66キロ級の代表決定戦が13日、東京・講道館で開かれる。日本柔道界で初となる、1試合だけの「ワンマッチ」形式による五輪代表決定戦。2019年世界王者の丸山城志郎(27)=ミキハウス=か、17、18年世界王者の阿部一二三(23)=パーク24=か。勝者が五輪切符をつかむ。

丸山「強い気持ちで戦う」

 直接対決は丸山の4勝3敗。丸山は試合を前に「強い気持ちで戦う姿を皆様にお伝えできたら」と文書で決意表明した。一方の阿部は「豪快な一本を取りにいく自分の柔道で勝ちきり、オリンピック代表内定を必ず決める」と意気込んだ。

 「最初の4分間は辛抱強く耐えて、スタミナ勝負で勝機を探っていく。城志郎が勝つならその戦い方でしょう」。丸山を幼い頃から指導してきた父、顕志(けんじ)さん(55)はそう語る。自身は1992年バルセロナ五輪代表で、男子65キロ級で7位だった。「城志郎が得意の内股で阿部君を投げるのは相当に難しい」と相手の実力を認めた上で、親子2代の五輪出場を「ぜひ達成してほしい」と願う。

 この春、顕志さんは息子の稽古を久々に生で見て、厳しく叱ったという。「練習に緻密(ちみつ)さがなかった。昨夏の世界選手権で優勝した時のような闘志も感じなかった」と明かす。「五輪は特別な舞台だから、特別な試練を乗り越えてこそたどり着ける。自覚して戦ってほしい」

 阿部の母校の恩師で、現在も指…

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